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ツナガルストーリー

デザインの根幹にあるのは、介護業界で学んだ“寄り添う”姿勢

デザイナー新井竜太郎

ホームページ制作やチラシ、SNS運用、採用広報など、企業が発信しなければならない情報は年々増えています。一方で「何から始めればいいかわからない」「予算や人手が足りない」と悩む企業も少なくありません。

そんな事業者に寄り添いながら、一緒に課題解決を目指したいと考えているのが、名古屋市を拠点に活動するデザイナー 新井竜太郎さんです。

デザイナーとしての経験に加え、介護業界で広報を担当してきた新井さん。そのなかで学んだ「一人ひとりに寄り添う」という姿勢は、現在の仕事観にも大きな影響を与えています。

2026年9月からはフリーランスデザイナーとして新たなスタートを予定。今回は、そんな新井さんの歩みや仕事への想い、そして半田市とのつながりについてお話を伺いました。

デザインの先にある「人」と向き合う

新井竜太郎さんは、デザイナーとしてキャリアをスタートさせた後、介護業界で広報業務に携わってきました。

企業の広報として多くの事業者や関係者と関わるなかで感じたのは「本当に支援を必要としている人や企業に、十分なサポートが届いていない」ということでした。

大企業には専門部署や外部パートナーがいる一方で、小規模な企業や個人事業主は、発信や採用、ブランディングまで手が回らないことも少なくありません。

しかし、規模が小さいからこそ、強い想いや独自の魅力を持っている事業者も多く存在します。

「もっとその魅力を伝えるお手伝いがしたい。」

そんな想いが、フリーランスとして独立を決意するきっかけの一つになりました。

介護業界で学んだ「寄り添う」ということ

新井さんの仕事観を語るうえで欠かせないのが、介護業界での経験です。
介護の現場には「最期のその時まで、一人ひとりに寄り添う」という考え方があります。

ただ、最初からその意味を深く理解できていたわけではなかったといいます。
広報担当として、利用者やご家族と接する機会が増え、イベントやレクリエーションの取材を行うなかで、介護職員が利用者一人ひとりと真剣に向き合う姿を目にしてきました。

制作実績2
介護施設パンフレット

また、看取りに関わる場面にも触れる機会がありました。
その経験を通じて感じたのは、「寄り添う」という言葉の重みです。一人ひとりに異なる人生があり、想いがあり、背景がある。その人に向き合い続けることの大切さを、介護の現場から学んだといいます。

そして、その考え方は現在の仕事にもつながっています。
デザインや広報の仕事は、単に見た目を整えることではありません。まずは相手の話を聞き、何に悩み、何を伝えたいのかを理解すること。そして、その人や企業らしさを一緒に見つけていくこと。

「クライアントに寄り添う」という今の姿勢は、介護業界での経験があったからこそ生まれたものです。

制作実績
採用サイト

本当に必要な支援を届けたい

これまでさまざまな企業と仕事をしてきた新井さんですが、そのなかで強く感じていたことがあります。

それは、本当に支援が必要な企業ほど、相談相手が少ないという現実です。

近年は、集客や採用、SNS運用、ホームページの更新など、企業が取り組むべきことが増えています。時代の変化も早く、必要とされる知識やスキルはますます広がっています。

しかし、「予算がない」「担当者がいない」「何から始めればいいかわからない」と悩む事業者は少なくありません。新井さんは、そうした企業にこそ寄り添いたいと考えています。

制作実績
介護施設ホームページ

大切なのは、高額な施策を提案することではなく、その会社が持つ本来の魅力を見つけること。限られた予算やリソースのなかでも、できることを一緒に考えること。そして、事業者自身も気づいていない価値を言葉やデザインとして形にすること。

その姿勢は、まさに「伴走型の支援」と呼べるものです。

半田市との縁が、今の活動につながっている

現在は名古屋市を拠点に活動する新井さんですが、実は半田市には以前からゆかりがあります。

実家は東浦町。高校時代には半田市に住む友人のもとへ遊びに行くことも多く、社会人として最初に就職したのも半田市にある個人デザイン事務所でした。
現在も趣味の自転車で知多半島を巡る際には、半田市を通ることが少なくないそうです。

常滑の海

そんな縁もあり、現在は榊原氏が運営する地域共創型パートナー事業「つながる半田」の支援や、地域メディア「ツナガルハンダ」の運営にも携わっています。

魅力があるのに、伝わりきっていない

新井さんは半田市について「魅力があるのに、その魅力を十分に伝えきれていない地域」だと感じているそうです。

歴史や文化が息づく街並みがある一方で、新しいことに挑戦する人たちもいる。古さと新しさが自然に共存し、どこか懐かしさや安心感がある。そんな半田市には、「ほっとできる居場所のような魅力」があるといいます。

だからこそ、その魅力をもっと多くの人に知ってもらいたい。

地域で頑張る人や企業の想いを発信することで、新たなつながりが生まれるきっかけをつくりたい。その想いが、現在の活動の原動力になっています。

デザインは、人と人をつなぐきっかけづくり

新井さんが目指しているのは、単に制作物を作るデザイナーではありません。
企業の魅力を整理し、言葉やデザインとして形にすること。

そして、その先で人と人がつながるきっかけをつくることです。

企業と顧客。企業と地域。企業と働く人。

さまざまなつながりを生み出しながら、関わる人たちが前向きになれる環境づくりに貢献したいと考えています。

介護業界で学んだ「寄り添う」という姿勢を胸に、一人ひとりの想いに耳を傾ける。その積み重ねが、新井さんらしい伴走型のデザイン支援につながっています。

半田市との縁を大切にしながら、地域で頑張る人たちの想いを届ける新井さん。
その活動が、これからも多くの人や企業をつなぐ力になっていくことを期待しています。

プロフィール情報

氏名新井 竜太郎
職業ディレクター・デザイナー
経歴ディレクター・デザイナー
介護業界で広報業務を担当
2026年9月よりフリーランスデザイナーとして活動予定
主な活動地域メディア「つながるHanDa」運営
「つながる半田」支援
デザイン制作・広報支援
ポートフォリオサイトhttps://beginners-high.com/portfolio/

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